メルカリでらくらくメルカリ便を使って商品を発送する方法
フリマアプリのメルカリでは様々な商品の送付方法がある。
その中でもらくらくメルカリ便というメルカリとヤマトが連携して開発した配送サービスがある。
このらくらくメルカリ便は出品者、落札者双方にメリットのある配送サービスだ。
知らないメルカリユーザーは損してる!らくらくメルカリ便とは? - メルカリ、フリマアプリの教科書
らくらくメルカリ便の配送方法を出品者の視点で使い方や注意点を紹介していく。
メルカリで初めて出品者としてデビューする人やまだらくらくメルカリ便を使ったことがない人は参考にしてほしい。
らくらくメルカリ便で商品を出品する
メルカリでらくらくメルカリ便を使って出品する方法はとても簡単だ。
出品ページにある「配送料の負担」で「送料込み(出品者負担)」を選択するだけだ。
落札者負担でらくらくメルカリ便は使えないので注意が必要だ。
配送方法にらくらくメルカリ便を指定すれば、あとは通常通り情報を入力して商品を出品するだけだ。
らくらくメルカリ便で商品を発送する
商品が落札された後は、らくらくメルカリ便を使ってどういった方法で送付するかを選択する。
現在、対応しているのは以下の3つだ。
どの配送場所かを選ぶポイントは、通勤ルートや近所にあるコンビニを選ぶことで手間が省ける。
主婦の人で自宅から離れることが難しい人はヤマトに集荷を依頼することもできる。
なお、集荷を依頼しても上乗せされる料金はたったの30円なので大きく配送料が変わるわけではない。
ここで注意点が2つ。
1つは商品が売れて商品発送場所を選択する時にコンビニかヤマトの営業所か間違えないように選択しよう。
もう1つは宅急便コンパクトを選択した時のボックスはコンビニや営業所の店頭で購入することになる。
この時に、メルカリの宅急便コンパクトの専用ボックスの料金はその場で精算となるので注意しよう。値段は65円だ。
店頭に商品を持参し、店頭でそのまま梱包することも不可能ではないが個人的には事前に専用ボックスは購入しておき自宅で梱包することをオススメしたい。
レジが混んでしまい迷惑になるし、何より梱包が雑になってしまう。こういった理由から自宅での梱包をオススメしたい。
商品発送後は配送状況をアプリ上で確認することができる。
落札者にとっても安心できるし、出品者側にとっても到着確認ができるので安心だ。
らくらくメルカリ便の配送料金は?
らくらくメルカリ便の特徴として、配送料金が全国一律であることが挙げられる。
つまり、どのエリアの落札者が落札したとしても配送料金が変わることはない。
これは出品者側にとっては利益の目算を立てやすいのでメリットと言える。
送料は全国一律だが、ネコポスなど商品のサイズによって配送料金が異なるので各サイズの料金を紹介していく。
小型サイズ(A4)ネコポス
送料:全国一律195円(税込)
サイズ:A4サイズ 厚さ2.5cm以内
重さ:1kg以内
小~中型サイズ 宅急便コンパクト
送料:全国一律380円(税込)
サイズ:縦25cm 横20cm 厚さ5cm(専用の梱包資材を使用)
重さ:規定なし
中型~大型サイズ 宅急便
中型以上のサイズは通常のように宅急便を使って配送することになる。(手続きは同じ)
梱包資材を含めた縦横高さの辺の合計と重さで料金が変わってくる。
- 60サイズ(2kgまで):600円
- 80サイズ(5kgまで):700円
- 100サイズ(10kgまで):900円
- 120サイズ(15kgまで):1,000円
- 140サイズ(20kgまで):1,200円
- 160サイズ(25kgまで):1,500円
※全て全国一律で税込料金
家具や大型家電も配送できる大型らくらくメルカリ便も始動
2017年4月に発表された、メルカリの新しい配送サービスで、「大型らくらくメルカリ便」というものがある。
これは今まで配送できなかった家具や大型家電に対応したものだ。
大型らくらくメルカリ便の特徴をまとめると
- 家具や大型家電が配送できる
- 商品の梱包→配送までをヤマトのスタッフが自宅訪問し行ってくれる
- 配送先では開梱→設置→資材回収まで行ってくれる
- 全国一律送料無料
このような特徴が挙げられる。
特に小型の商品とは違い、大型商品は梱包や開梱、設置作業がとても大変になる。
そういったニーズを汲み取るために梱包も対応・梱包資材も準備してくれて、その後の設置も全てお任せできるというものだ。
大型らくらくメルカリ便とは?ついに家具や家電に対応で梱包→資材回収までしてくれる素敵サービス - メルカリ、フリマアプリの教科書
メルカリ便の送料一覧
ここで一度、らくらくメルカリ便の送料や重さを表にまとめてみる。
※ネコポスの厚さは2.5cm以内
名称 | 送料 | 重さ |
ネコポス(A4サイズ) | 195円 | 1kg |
宅急便コンパクト | 445円 | ー |
宅急便60サイズ | 600円 | 2kg |
宅急便80サイズ | 700円 | 5kg |
宅急便100サイズ | 900円 | 10kg |
宅急便120サイズ | 1000円 | 15kg |
宅急便140サイズ | 1200円 | 20kg |
宅急便160サイズ | 1500円 | 25kg |
大型200サイズ | 4320円 | ー |
大型250サイズ | 7398円 | ー |
大型300サイズ | 10746円 | ー |
大型350サイズ | 16254円 | ー |
大型400サイズ | 22950円 | ー |
大型450サイズ | 29646円 | ー |
らくらくメルカリ便の注意点
送料はどの時点で支払うのか
らくらくメルカリ便は出品者負担の送料を選択した際に利用できるサービスだが、送料はどの時点で払うのだろうか?
コンビニや営業所に持ち込んだ場合に現金払い?
答えは、売り上げを受け取る時だ。
つまり、商品を売った売り上げから配送料を差し引いた額が出品者に振り込まれる。
落札者から匿名配送を希望された
メルカリの匿名配送は出品時にらくらくメルカリ便を選択していれば利用できる。
反対に最初から通常の配送方法を選択していて落札後にらくらくメルカリ便の配送に切り替えても匿名配送は利用できないので注意が必要。
この場合は、お互いに許可を取って改めて再出品→落札という流れになる。
なお、匿名配送には追加の料金は一切発生しない。
落札者が落札後に住所変更を申し出た
落札者が落札後に住所変更を申し出た場合は、発送前であれば落札者側で住所変更をしてもらうことで対応できる。
具体的には、落札者の取引画面からお届け先を変更することで対応できる。
落札者側にその旨を伝えよう。なお、出品者側で届け先住所変更はできないので(通常配送は別)必ず落札者側に変更してほしいことを伝えよう。
2次元コードが発行されない
報告を受ける例として発送準備の段階で2次元コードがエラーで発行されないという問題がある。
これは落札者側が登録した住所の数字が全角で登録しているため起こるエラーだ。
よく初めての落札者との取引で起こる。これも出品者側では修正できないエラーなので取引メッセージからやんわりとそのことを伝えよう。
参照:メルカリ公式サイト | らくらくメルカリ便ヘルプページ
まとめ
いかがだろうか。メルカリでらくらく便を使って商品を送る方法は様々な手段が用意されているが、シンプルに使える。
初めて配送する時は選択肢が多いように感じるかもしれないが、一度使ってみるとあまりに簡単過ぎて驚くだろう。
これとは別に日本郵政とコラボした、ゆうゆうメルカリ便というサービスもある。こちらもおすすめのサービスなのでぜひ利用してみてほしい。
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