メルカリNOWサービス終了!その原因を考察
2018年8月をもってメルカリNOWを含む3サービスが終了した。
これは何を意味するのだろうか? 中にはメルカリ自体の存続を危ぶむ人もいるようだが、メルカリNOWのサービス終了における、原因を考察していく。
メルカリNOWはなぜサービスを終了したのか?
単に手間に比べて実入りが少なかった。これに尽きると思う。
メルカリは本体の事業とは別に複数の事業を展開している。
- カウル(本の取引に特化したアプリ)
- メルカリアッテ(直接取引できるアプリ / モデルはジモティー)
- メルチャリ(自転車シェアサービス / モデルは中国)
- メルペイ(支払いサービス)
- メルカリNOW(現金化アプリ / モデルはCASH)
以下、省略...
他にも色々と幅広くやっているが、この中でメルカリNOWとteacha、メルカリメゾンズの3サービスが終了した。
どれだけの売上があったかの明細は明らかにされていないが、いずれのサービスもすでに先行者がおり、一定の売上をあげていた事業なので凄まじい赤字を叩き出したというわけではないだろう。
折しもメルカリは2018年に上場を果たした。上場をするということは、株式が株主に流れよりシビアに会社の動向を見られることになるので、実入りの少ない事業は畳み、成長性のある事業に選択と集中を行なっているのが正しい見方だろう。
逆に成長性の見込めない事業にリソースを突っ込んで、少しの売上しかあげない方が株主にとっては嫌だろう。
メルカリの成長はどうなっている?
国内でのフリマアプリ市場はメルカリの1強時代は引き続き続くようだ。
楽天運営のラクマ もかなり巻き返しているが、まだまだメルカリには及ばない。
2017年、メルカリは売上の最高値を更新した国内事業は絶好調だ。
しかし、海外の投資(アメリカ、欧米)を加速させると発表しており海外事業はまだ流れに乗ったとは言えないので株価は低迷している。
国内の市場は頭打ちなので、どれだけ海外で展開できるか、そして新事業が成功するかがこれからの課題だと思う。
中国やインド、東南アジアなど主要なマーケットはまだ手付かずらしいのでもし海外展開が成功するようなことがあれば、さらなる成長も期待できると僕は思う。
まとめ
メルカリNOWを含む3サービスが突然、サービスを終了したのでメルカリ本体もやばいのでは?と思う人もいるかもしれないが、僕はそうは思わない。
メルカリ本体の収益は毎年過去最高を更新しているし、単に事業の選択と集中を行なっただけ。
今度、どういった展開を見せるのか非常に楽しみだと思う。