メルカリの出品時間は売上に影響あり?メルカリ公式のデータを交えて解説
メルカリで出品する時に時間帯を気にして出品している人はいるだろうか?
メルカリはフリマアプリというジャンルのアプリなので出品すれば、即決で落札される場合が多い。
出品の手軽さや落札率の高さから、普段あまり出品時間を気にせず出品している人も多いと思う。
でも、出品時間を少し工夫するだけでより落札率を高めることができる。
メルカリの公式で公開されているデータをもとに適切な出品時間について紹介していく。
メルカリで出品時間を気にするわけ
今までメルカリで総額200万円ほど販売してきた。
最初は自分の身の回りのものを整理するつもりで出品していたが、そこからメルカリにハマってしまい親族・友人に声をかけまくって商品を確保し売りまくった。
かなりの数を出品してきたが、途中で出品する時間によって商品の落札率が変わってくることに気づいた。
商品の種類や価格などはバラバラなので落札率が変わってくるのは当然のことだが、落札されなかった商品でも同じ価格・写真で別の曜日や時間帯で再出品すると落札されたからだ。
この時にあることに気づいた。
もしかすると、出品の時間帯も落札に関係しているのでは?
そこから、自分なりにデータを追えるようにエクセルで一覧を作ったりしてデータを蓄積していった。
なぜ、メルカリの出品時間に気をつけないといけないのか?という点だが、それはメルカリの出品商品一覧がタイムライン制だからだ。
これはTwitterを例にすると分かりやすいと思う。
Twitterはツイートされた順番にタイムラインが上から下へと流れていく。
つまり、古いツイートは下にどんどん埋もれていく。これでは閲覧者はツイートを見逃してしまうこともある。
メルカリでもこれと同じことが言えて、商品は出品された順番に上から下へとどんどん流れていく。
仮に1番閲覧者の多い時間帯にリーチすることができればそれだけ閲覧数も上がり落札率アップに繋がっていくという寸法だ。
メルカリ公式のデータから3つのユーザー層を紐解く
ここでメルカリ公式サイトで公開されているデータを基に3つのユーザー層を検証していく。
メルカリ公式では下記の3つのユーザーのデータが検証されている。
- 典型的社会人型
- 夜型
- 主婦型
典型的社会人型の考察
上記、グラフを見ても分かるように日中の時間帯はほとんどアクティブではない。
帰宅して食事を済ませた後、寝る前の時間帯21時あたりがもっともアクティブになる。
もし、自分も社会人の場合は出品がしやすい時間帯とも言える。
夜型ユーザーの考察
次に夜型ユーザーの考察だ。このユーザーは社会人だけど朝の出勤が遅いユーザーかもしれないし、フリーターや学生ユーザーもかもしれない。
特徴としては、深夜をまわった1時頃がピークになるという点だ。
メルカリ公式サイトのデータによると、この夜型ユーザーは他ユーザーと比較してエンタメ・ホビー関連の商品の落札率が多い傾向にある。
つまり、あなたがエンタメ・ホビー関連の商品を出品する際のベストな時間帯は深夜0時を過ぎた頃になるということだ。
僕は深夜型の人間ではないがエンタメ・ホビー関連の商品を出品する時は寝る時間帯に設定している。
あらかじめ出品の下書きを作成しておき、寝る時に出品するという寸法だ。
出品してからすぐに寝るのでもちろん問い合わせの返信はできない。
だから、この時には出品文言にそのまま落札OKの旨を書いている。
メルカリは即時落札OKだけど、「落札していいですか?」というユーザーが多くいるからだ。
主婦型ユーザーの考察
最後に主婦型ユーザーの考察をしてみる。
このユーザー層の活動時間はしっかりグラフに出ていて分かりやすい。
朝の支度が終わって子供を送り出したであろう時間帯から閲覧数がじわじわと上がり、夕飯の支度が始まるであろう頃から下がり始める。
主婦型ユーザーを想定した商品はベビー・キッズカテゴリや日用品関連が売れやすい。
特に子供用品は子供の成長と共にタンスの肥やしになることはよくある。
僕は親族中からもう使わなくなった子供向け商品をかき集めて、日中の時間帯にバンバン出品した。
もし、出品する商品が主婦向けの商品であるならば日中にたくさん出品してみるとぐっと落札率は上がる。
メルカリでは出品の時間帯指定はできないのか?
出品時間を気にするだけで落札率が上昇するのでぜひ参考にしてほしい。
閲覧率が上がるのは落札率上昇に貢献するからだ。
しかし、どの時間帯にもスマホの前に張り付いているわけではないので最適な時間帯に出品するのは難しいと思う。
残念ながら現状、メルカリには出品の時間帯指定をする機能はない。
だから、僕は先に商品を撮影して文言を作成し下書きに保存するようにしている。
これを行うことでクリック1つで商品を任意の時間帯に出品することができる。
出品の時間帯を意識するかどうかで落札率が変わってくるのでぜひ参考にしてほしい。
データ引用:クラスタ分析を駆使して、メルカリのユーザのことをもっとよく知ろう! - mercan(メルカン)
メルカリの出品方法についてのコツはこちらの記事にまとめてある。思うように商品が売れないという人は参考にしてほしい。