メルカリの発送方法はどれが1番ベストなのか?送料やオプションを比較検討する
出品としてフリマアプリを使う時に気になるのが、メルカリの発送方法だ。
これはなかなか難しいもので、送料ばかりに目を向けると追跡がなかったり補償がないものになり、安かろう・悪かろうの典型例となってしまう。
メルカリの発送方法の中で配送料も割安で、出品者・購入者双方にとってメリットのある配送方法について比較検討していく。
メルカリの発送はどれが1番ベストなのか?
メルカリの発送で利用できるものに特に制限はない。
- らくらくメルカリ便
- 宅急便
- ゆうパック
- 定形外郵便
メルカリでは出品者負担の発送方法が多数を占めるので、基本的に出品者が使いやすいと思った発送を使えばOKだ。
しかし、同じようなサービスでも料金やオプションを比較してみると適当に選んでしまうとかえって損をすることが分かるだろう。
メルカリの発送方法を配送会社、サイズごとに比較
まず、3つのサービスから比較してみる。
- らくらくメルカリ便
- 宅急便(佐川)
- ゆうパック
らくらくメルカリ便とはメルカリとヤマトが提携して開発した配送サービスだ。
▼参考記事
らくらくメルカリ便完全ガイド。メルカリ初心者必見! - フリマアプリの教科書
国内配送で選択肢によく挙がる宅急便(佐川)とゆうパックもあわせて比較してみる。
なお、オークションやフリマアプリでよく使われるはこBOONは2017年7月にサービスが休止するため除外している。
▼参考記事
【速報】はこBOONサービス一時停止へ。再開の目処は現在のところなし - フリマアプリの教科書
3つのサービスのサイズごとの料金比較
サイズ | らくらくメルカリ便 | ゆうパック | 宅急便(佐川) |
A4サイズ | 195円 | ー | ー |
60サイズ未満 | 380円(ただし、65円の専用BOXが必要) | ー | ー |
60サイズ | 600円 | 690円~1400円 | 740円~1790円 |
80サイズ | 700円 | 900円~1610円 | 1000円~2050円 |
100サイズ | 900円 | 1130円~1830円 | 1260円~2310円 |
120サイズ | 1000円 | 1340円~2040円 | ー |
140サイズ | 1200円 | 1560円~2260円 | 1530円~2580円 |
160サイズ | 1500円 | 1780円~2480円 | 1790円~2840円 |
宅急便とゆうパックの料金に開きがあるのは、配送エリアによって料金が異なるためだ。
例えば、同じ県内への配送であれば最安に抑えることができるが遠方(北海道ー九州)になればなるほど料金が高くなってしまう特徴がある。
配送料金は定形外郵便が安い?
次に郵便局のもう1つの配送サービスである定形外郵便の料金を見てみよう。
そもそも定形外郵便とは何なのか?という点だが、これは封筒のような定形サイズ以外の郵便物に出すときの名称だ。
封筒以外、つまり大きめの封筒や小包などが該当する。
なお、定形外郵便は基本的にサイズよりも重さで計量されるので重さを元にした送料一覧を作ってみた。
重さ | 通常料金(追跡なし) | 簡易書留(追跡あり) |
50g以内 | 120円 | 430円 |
100g以内 | 140円 | 450円 |
150g以内 | 205円 | 515円 |
250g以内 | 250円 | 560円 |
500g以内 | 400円 | 710円 |
1kg以内 | 600円 | 910円 |
2kg以内 | 870円 | 1180円 |
4kg以内 | 1180円 | 1490円 |
定形外郵便はそのままでは追跡番号は付与されない。
簡易書留を利用すると追跡番号が付与され、5万円までの補償も付くが少し割高になる。
追跡番号を付けないでメルカリで発送するのはとてもリスクが高いのでおすすめしない。
商品が万一、紛失してもどこで紛失したのか追跡できないのだ。
もちろん補償もない。この場合、商品はなくし代金をどちらが受け取るかで揉めることになる。
メルカリの発送はらくらくメルカリ便がベスト
こうして見ると定形外郵便に簡易書留を付ける発送方法も悪くない気はする。
しかし、それでも僕はらくらくメルカリ便を推す。
その理由は2つある。
1つはらくらくメルカリ便は匿名配送にも対応していること。
匿名配送とは出品者・購入者双方が住所や氏名を公開することなく配送が行えるメルカリのサービスだ。もちろん無料で利用できる。
▼参考記事
らくらくメルカリ便で匿名配送を利用して取引する方法は? - フリマアプリの教科書
どうやって届けるの?と思うかもしれないが個人情報はメルカリとヤマトが共有する。
なので、個人情報がお互いに知られることはない。
昨今、氏名や住所が分かればSNSでの特定が容易などの事件もある。
特に女性ユーザーは出来れば匿名配送を利用したいという思いがあるので、「うちはらくらくメルカリ便で匿名配送にも対応しますよ」というのはメリットにもなる。
出品者の立場でも購入者に氏名や住所を公開したくない人もいるだろう。
2つ目のメリットは定形外郵便を利用するよりも配送手続きが圧倒的に楽だということだ。
定形外郵便を利用する場合は、商品を郵便局に持っていき購入者の宛名を記載して発送することになる。
らくらくメルカリ便の場合だと、コンビニなどでQRコードをかざせば専用端末から申し込み票が出力されあとは伝票を貼り付けるだけでOKだ。
配送料金はメルカリの売り上げから差し引かれるので店頭で料金を支払う必要もない。
コンビニまで荷物を持っていくのが無理な場合は自宅に集荷も来てくれる。
ゆうパックは集荷に来てくれるが定形外郵便では集荷に来てくれることはない。
稀に集荷対応してくれるところもあるがこれは少数だ。ここら辺は全国の郵便局で統一されていない。
まとめ
メルカリの発送は様々な選択肢があるが、実は料金やオプションを見るとらくらくメルカリ便一択というのが実情だ。
メルカリ初心者で発送方法をどれにしようかと悩んでいた人はぜひ参考にしてほしい。
▼参考記事
- メルカリ便をコンビニから送る方法まとめ。ファミリーマート、サンクスからの送り方を紹介 - フリマアプリの教科書
- 主婦におすすめ!自宅にいながら、らくらくメルカリ便でヤマトに集荷依頼をする方法 - フリマアプリの教科書