ついにチケットキャンプがサイトを閉鎖へ!その原因とは?
衝撃的なニュースが飛び込んできた。いや、当然と言えば当然かもしれない。
チケット売買プラットフォーム、チケットキャンプは先日サービス停止を発表したばかりだが、ついにサイト閉鎖にまで追い込まれた。
サービス停止はいつサービスを再開するのか?ということが話題に上ったが、これでチケットキャンプというサービス自体が消滅した。
チケットキャンプがサイト閉鎖をした経緯
2017年12月7日にチケットキャンプ公式から以下の発表がなされた。
いつもチケットキャンプをご利用いただき、ありがとうございます。
この度、誠に勝手ながら本日2017年12月7日(木)をもちまして、チケットキャンプのサービスを一時停止致しますことをお知らせします。
チケットキャンプのサービス一時停止に関する詳細は、以下の通りとなっております。
2017年12月7日(木)
・新規会員登録、新規出品・リクエスト、新規落札が行えなくなります。
・現在出品中のチケットで、落札前(取引成立前)のものにつきましては、事務局にて削除を行いました。
※現在出品中のチケットで落札後(取引成立後)のものにつきましては、削除は行わないため通常通りお取引を継続ください。
※サンロッカーズ渋谷「チケキャンダンクシート」、千葉ジェッツふなばし「XFLAG JAMシート」はご購入いただけます。
※売上金につきましては、振込依頼を行っていただくことで通常通りお受け取りいただけます。サービスの一時停止期間につきましては未定となっております。
お取引等に関しましては、下記をご確認下さい。
ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
引用:チケットキャンプのサービス一時停止につきまして | チケットキャンプ
この時点では一応、サービス再開の目処が立つように動いてたかもしれないし、サイト閉鎖へ向けて社内会議がされていたかもしれない。
そして、26日にチケットキャンプを閉鎖する意向を固めたようだ。
27日の取締役会で正式に発表される見通しだ。
チケキャン、サイト閉鎖へ ミクシィが方針、役員処分も (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
チケットキャンプの何が問題だったのか?
何がチケットキャンプで問題にされたのだろうか?
それは、転売目的でチケットを大量に転売することがダフ屋行為に該当するためだ。
ダフ屋行為とは、転売目的でチケット類を公衆に対して発売する場所において購入すること。
チケットキャンプは関係各所からこのダフ屋行為を指摘されつつも、あくまで個人間のチケット流通を促す健全なプラットフォームを主張してきた。
確かに急用などでコンサートに行けなくなり、別のファンのためにチケットを有償で譲渡するプラットフォームは素晴らしいアイデアだと言える。
しかし、結果としてチケット転売屋を蔓延させるプラットフォームになってしまった。
対策のしようはいくらでもあったと思うが、効果的な対策を取らなかったことを考えると、売り上げ増のために転売屋を暗黙の了解で活動させたのでは?と勘ぐられても仕方ないだろう。
まとめ
チケットキャンプ閉鎖といっても、ユーザーサポートがあるのでおそらく春頃が具体的な閉鎖時期と思われる。
チケットキャンプは2015年にミクシィが115億円で買収したのだが、これはかなりの痛手だろうと思う。
当然、他のフリマアプリでもチケット販売に関する取り締まりは今後ますます厳しくなっていくだろう。