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複利とは?アインシュタインに人類最大の発明と言わしめた仕組み

複利とはなんでしょうか?

投資の世界に足を踏み入れると必ず聞く複利。投資をしない人にも知っておいて損はない複利について詳しく解説します。

 

複利とは?

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利子に対して利子がつくこと。

 

例を出して解説すると、例えばあなたが100万円を持っており年利5%で運用したとします。

1年後には5%の利子が付いて105万円になりますね。

 

2年目は利息分も含めて105万円を5%で運用しました。すると2年目は110万2500円となりました。

これを3年目、4年目と利息を受けた分を含めて運用していきます。

利子に対して利子が付き、運用益はどんどん増えていきます。

 

これが複利です。

 

単利

一方で利息分を含めずに元金の100万円をずっと運用し続けるのは単利と言います。

この場合、1年目も2年目も受け取る利息分は5万円となります。

 

アインシュタインは人類最大の発明とも

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古くはローマ時代から複利の考えはありましたが、あの発明家アルバート・アインシュタインをして人類最大の発明とも言葉を残しています。

 

4〜5年程度の短期間の運用では目を見張るものはありませんが、10年・20年と年数を重ねることで複利のエネルギーは爆発的に増加していきます。

 

複利のシュミレーション

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ここで複利のシュミレーションを行います。

投資をせずにひたすら貯金をするケース、単利、複利の3つでシュミレーションします。

同じく100万円の元金を5%で運用するものとします。

なお、貯金の金利はほぼ無いに等しいので0%で計算します。

 

  貯金 単利 複利
1年目 100万円 105万円 105万円
5年目 100万円 125万円 127万円
10年目 100万円 150万円 162万円
20年目 100万円 200万円 265万円
30年目 100万円 250万円 432万円

 

貯金は論外ですが、単利・複利の場合も5年目では違いは見られません。

10年目あたりから差が開きはじめ、30年目では明確な違いが出てきました。

 

実際にはこれに税金など諸々の諸経費が発生しますが、長く続ければ続けるほど複利の効果を得ることができます。

 

つまり、資産を運用するならば小額でも良いので早く始めた方がいいわけですね。

 

何年目で資産は倍になるのか?72の法則

複利には72の法則というものが存在します。

これはイタリアの数学者 ルカ・パチョーリが提唱したもので元金を2倍にするために必要な年数は以下の公式で計算できるというものです。

 

元金が2倍になる年数 = 72 ÷ 金利

 

上記の例に当てはめてみましょう。

 

72 ÷ 5 = 14.4

 

つまり、100万円を2倍の資産にするには14.4年の歳月が必要になるということです。

実際に15年運用してみると100万円は207万円になります。

 

 時間を味方につける

複利の恩恵を受けるには金利も大切ですが、やはり時間も大切になってきます。

金利はどの金融商品を選ぶか、条件はそれぞれ同じではありません。

 

しかし、何年運用するかという点においてはみんな条件は同じ。

 

少額でも良いので早い時期に資産を運用した方が有利になるというわけです。