フリマアプリの教科書

メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどフリマアプリの使い方を徹底解説

メルカリで動物の剥製が出品されて逮捕される

またメルカリ関連のニュースが世間を騒がせた。

なんでもメルカリでセンザンコウという希少動物の剥製が出品されて警察が出動したというもの。

今回は逮捕ではなく書類送検で済むようだが、違法行為であることに間違いはない。

 

メルカリで希少動物の剥製が出品され逮捕

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事件の概要を見てみよう。

ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されている、うろこを持つ哺乳類「センザンコウ」の剥製をフリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品したとして、警視庁東村山署は11日、種の保存法違反容疑で鹿児島市の自営業の男性(72)と、長野県上田市のアルバイトの女性(23)を書類送検した。

 書類送検容疑は1月2日~5月2日、国際希少野生動植物種に指定されているセンザンコウの剥製1体をそれぞれ7500円と1万円でメルカリに出品した疑い。 

引用:希少動物剥製メルカリに出品容疑 男女2人を書類送検、警視庁:どうしん電子版(北海道新聞)

 

センザンコウとは、アリクイやアルマジロのような姿をした動物で絶滅危惧種に指定されている動物のようだ。

その原因は密猟によるもので、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されている。

 

少し想像力を働かせればその動物の剥製をフリマアプリで出品すると問題になることはすぐに予見できそうだが...

 

容疑は保存法違反容疑。

これは平成5年に制定された法律で簡単に言うと、絶滅危惧種など種の保存の危険にある生物を守るための法律。

 

過去にもこうした絶滅危惧種の生物をネット上で販売したということで、同様の事件は起こっている。

ヒョウの敷物をネット出品 種の保存法違反容疑 - 産経ニュース

絶滅の恐れあるゲンゴロウの標本、販売した疑いで逮捕:朝日新聞デジタル

 

フリマアプリで動植物を出品するのはリスクが高い

考えたら分かることだが、ネット上で動物を販売するのは素人は絶対にやめた方がいい。

祖父が亡くなり、遺品の中に狼の剥製があったから出品→警察に逮捕されたでは洒落にならないだろう。

 

動物以外にも植物も注意が必要だ。

というか、フリマアプリでは基本的に動植物の取引はやめた方がいい。

 

メルカリでは知らないようで意外な出品禁止商品がたくさんある

今回は法律違反の案件なので、警察が出動する騒ぎになったがメルカリでは意外と認知されていない出品禁止商品がたくさんある。

 

意外と知られていないものの例を挙げてみよう。

  • コンタクト
  • 化粧品や香水の小分け販売
  • 許認可のない手作りコスメ(石鹸や化粧水など)

 

アダルトなものや違法なものはすぐに判断しやすいが、上記のように一見よく見かける商品も実は規約で禁止されていたりする。

 

詳しくはこちらの記事でまとめているので、自分がメルカリで出品している商品に不安がある人はチェックしておこう。

メルカリで出品を禁止されている商品総まとめ。知らずに出品するとアカウント停止の危険も? - フリマアプリの教科書