ミニモンスターのメリットやデメリットを合わせて紹介するよ!
ソフトバンクから、ミニモンスターという「使った分だけ」が売りのプランが登場しています。
これまでデータプランは定額制のものが主流でしたが、果たしてミニモンスターはお得なプランなのでしょうか?
当記事ではミニモンスターのメリットやデメリットについて詳しくご紹介していきます。
ミニモンスターってどんなプラン?
ミニモンスターとは、使ったデータ量によって請求金額が変わるプランです。
データ使用量が少なければ安くなりますし、多ければ高くなる、という感じです。
良く言えば「無駄なく使える」ということになりますが、果たしてメリットばかりなのでしょうか?
料金プランの詳しい内容を次に見ていきましょう。
料金プラン内容
ミニモンスターというのは、「通話基本プラン」と「ウェブ使用料」と「データ定額ミニモンスター」で構成されます。
つまり、ミニモンスターを申し込むためには上記3つの加入は必須と言うことになります。
通話基本プラン
プラン | 時間 | 料金 |
通話基本プラン | 20円/30秒 | 1200円 |
準定額オプション | 5分以内の通話し放題 | 1700円(+500円) |
定額オプション | 24時間通話し放題 | 2700円(+1500円) |
表の赤文字の部分ですが、通話基本プランには必ず入らなければなりません。
通話をほとんどしない人はオプションをつける必要はありませんが、毎月通話をたくさんする人はプラス料金を支払うことでオプションをつけることができる仕組みです。
ウェブ使用料
「ウェブ使用料」というのは、インターネット接続料金のことです。
これに加入していないとネットができないのはもちろん、ゲームやメール、LINEやSNSは一切できません。
一律、毎月300円(税抜)かかります。
データ定額ミニモンスター
データ利用料 | 定額料 |
〜1GB | 2480円 |
〜2GB | 4480円 |
〜5GB | 5980円 |
〜50GB | 6980円 |
毎月の締め日までのデータ通信量がどれくらいかによって、4段階制で金額が変わります。
「使った分だけ」が指している内容ですね!1GB未満に抑えることができればお得に利用できます。
毎月の料金は?
これまでお伝えした内容はあくまで基本的な部分です。
実際には機種代金がかかったり、オプションをつければその金額も追加されます。
逆にキャンペーンの適用で割引が入ることもあります。
それではここで、パターン別に料金を計算してみましょう!
1) 社会人Aさん:一人で申し込み、割引などなし、iphoneXsを購入
通話基本プラン | 1200円 |
準定額オプション | 500円 |
ウェブ使用料 | 300円 |
データ定額ミニモンスター(〜1GB) | 2480円 |
iphoneXs(64GB)24分割 | 5700円(非課税) |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
合計 | 10182円(税抜) |
2) 大学生B君:家族4人で申し込み、ネット割や1年割あり、iphoneXsを購入
通話基本プラン | 1200円 |
準定額オプション | 500円 |
ウェブ使用料 | 300円 |
データ定額ミニモンスター(〜1GB) | 2480円 |
iphoneXs(64GB)24分割 | 5700円(非課税) |
おうち割光セット | -1000円 |
1年おトク割 | -1000円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
合計 | 8182円(税抜) |
このように、割引を受けられる場合と、そうでない場合では金額が変わってきます。
どちらのパターンでも言えることですが、機種代金の有無で毎月のランニングコストが大きく左右されます。
これは自前でスマホを用意するか、安い機種にすることで抑えることができます。
毎月1980円で使えないの?
ソフトバンク最安値プランということで大きく打ち出しているミニモンスターですが、先ほど計算した内容だと、全く安さを感じません笑
「毎月1980円〜」という広告はウソなの?と思ってしまいますよね。
実際に1980円で利用するためには、複数の条件がクリアできないとダメなんです!
そのパターンがこちらです。
通話基本プラン | 1200円 |
ウェブ使用料 | 300円 |
データ定額ミニモンスター(〜1GB) | 2480円 |
iphoneXs(64GB)一括払い | 136800円(非課税) |
おうち割光セット | -1000円 |
1年おトク割 | -1000円 |
合計 | 1980円(税抜) |
このように、
- 機種代が毎月支払う料金に入っていないこと
- 通話基本プランのみを選択していること
- 通信量が1GB以内で収まっていること
- 自宅にソフトバンク系列のWifiを引いており割引されていること
複数の条件が重なって初めて1980円という金額にたどり着きます。
また、1980円は契約して1年間だけなので注意してください。
2年目からは1年おトク割がなくなってしまい1000円アップの2980円(税抜)となるので注意しましょう。
ミニモンスターのデメリット
なんとなく料金プランの計算方法は理解できたかと思います。
ここでミニモンスターのデメリットを紹介します。
- データを使いすぎると高額になる
- 「みんな家族割+」のカウントには含まれるが割引なし
- 月々割が適用対象外
- 繰り越し対象外
データを使いすぎると高額になる
プラン | 金額 |
ミニモンスター(〜5GB) | 5980円 |
ミニモンスター(〜50GB) | 6980円 |
ウルトラギガモンスタープラス(50B) | 5980円 |
毎月50GB使える「ウルトラギガモンスタープラス」というプランがあるのですが、こちらの金額は毎月5980円(税抜)です。
5980円というのは、ミニモンスターで2GBを超えた場合にかかる「〜5GB」と同じ金額なんです。
つまり、毎月2GBを超えるようであればウルトラギガモンスタープラスを検討した方が良いでしょう。
「みんな家族割+」のカウントには含まれるが割引なし
人数 | 割引額 |
1人 | 0円 |
2人 | 500円 |
3人 | 1500円 |
4人 | 2000円 |
「みんな家族割+」というのは、上記の表のように人数によって割引するものなのですが、ミニモンスター契約者はカウントされても割引対象外です。
つまり、よく家族全員で加入するとお得になる、というような割引制度にはミニモンスタープランのユーザーは除外されるということです。
月々割が適用対象外
iphoneXs(64GB)24分割で契約 | 通常料金 | 月月割 | 実質支払い額 |
毎月かかる料金 | 5700円 | -3450円 | 2250円 |
「月月割」というのは、ソフトバンクで機種購入すると受けられる割引です。
表のように適用されれば2250円の支払いで済むものが、適用されなければ5700円をダイレクトに支払うことになってしまいます!
つまり、ミニモンスタープランでは端末代金の割引を受けることができません。
これはかなり痛いですよね。
もし、ソフトバンクで最新のiPhoneを分割で入手したい人は向いてないプランと言えます。
繰り越し対象外
余ったデータ量を次の月に繰り越しできるプランがありますが、ミニモンスターは対象外です!
例えば5GBプランで、その月の利用が3GBに収まったとします。
しかし、残りの2GBを来月に繰り越して来月は7GB使えるような繰り越しはできないのでご注意を。
ミニモンスターのメリット
ここまでミニモンスターのデメリットを紹介しました。
しかし、ミニモンスターは、条件さえ当てはまれば月々の電話料金を安く抑えることができます。
さらに「ガラケースマホ割」というものを組み合わせると、1年間は0円で利用することも可能です。
ミニモンスターはこんな人におすすめ!
ミニモンスターは条件さえ当てはまればお得に利用できるプランと説明しましたが、具体的にはどういった人におすすめのプランなのでしょうか?
ミニモンスターはこのような方におすすめしたいプランになります。
- 通話もほとんどしない
- ネットはほとんどWi-fiで使用する
- 自宅で使用しているネットがソフトバンク系列
- 機種を自前で用意できる
上記の条件が揃っていれば、毎月かなりお安く使用できるのでおすすめです!
機種代金が入ってくると、どうしても1980円を超えてしまいます。
つまり「機種は自分で準備してくださいね。その代わり安くしますよ」ということですね。
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