楽天オークションはサービスを終了。時代はオークションからフリマアプリへ移行
少し前の話になるが、楽天オークションがサービスを終了した。
これからはフリマプリの時代になる、ということは誰が昔予見できただろうか?
楽天オークション終了からこれからのCtoCの売買サービスについて考えてみる。
楽天オークションのサービス終了。これからどうなるのか?
2016年10月31日をもって楽天オークションはサービスを終了した。
これも1つの時代の流れかなとも思うが、実際にオークションの市場は縮小しているのだろうか?
これについては政府刊行のデータに面白いものがある。
相変わらず国内のオークション市場は大きいことに変わりはないのだが、2017年から2018年にかけては後発のフリマアプリ市場がオークション市場を追い抜くというデータがある。
こうした市場の変化を捉えて楽天ではオークションサービスをやめ、フリマアプリの市場に力を入れようということだろうか。
楽天傘下にはフリマアプリのラクマやフリルがあるので、そちらに力を入れているということか。
楽観視できない楽天サービス
オークション市場ではヤフオクに、フリマアプリ市場ではメルカリに遅れをとっているのが楽天の現状だ。
ラクマとフリルに関しは手数料無料キャンペーンを継続して行なっているので、ユーザー数の確保はできても収益に関しては低いのではないだろうか。
ユーザーにとっては手数料が無料なので安く商品を購入でき、手数料を抑えて出品できるというメリットがあるのだが...
楽天銀行や楽天カードなど他の事業が絶好調みたいなので、資本は潤沢にあると思うが、これからの楽天のCtoC事業にも注目したい。
時代はフリマアプリの到来へ
おそらく時代のこうした流れは止まらないと思う。
当時はオークション取引というのが主流だったが、スマホ利用者の増加や取引スピードの高速化からオークションは少しずつ時代のニーズにマッチしなくなったように思う。
出品してすぐに売れるフリマアプリの体験をしてしまえば、出品してから落札されるまでに1週間近くかかるオークション取引は遅く感じてしまうだろう。
ユーザーは手元にある商品をできるだけ早く処分・現金化したいのだ。
そういった点でフリマアプリは現在のニーズに合致していると言える。
しかし、フリマアプリも群雄割拠状態で様々なアプリがある。
最新のおすすめフリマアプリに関してはこちらで紹介しているので、オークションからフリマアプリに移行を検討している人は参考にしてほしい。