メルカリでアカウント停止になる事例まとめ。再開する方法は?
普通に運用していたら問題ないが、メルカリでアカウント停止にされてしまうこともあることはある。
メルカリでアカウント停止になる場合にはどういったものがあるのか?について検証していく。
また、万一停止されてしまった場合にアカウントを再開する方法についても言及する。
メルカリでアカウントが停止された!再開するには?
メルカリでアカウントが停止されることはそうそうないことだ。
しかし、メルカリ初心者の中には知らなくてやっていた行為が実は規約に抵触していてアカウント停止をされるリスクも0ではない。
ここではメルカリでアカウント停止を受けるケースとその対処方法について紹介していく。
ペナルティを受けるケースをまとめると、以下のようになる。
- メルカリでの無在庫転売
- 商品の大量出品
- コピー商品、規約・法律に違反する商品の出品
- ユーザーへの迷惑行為
- メルカリで複数アカウントの作成
- 画像や商標権の転用
- メルカリが禁止している商品の出品
1つずつメルカリ公式の見解も交えながら紹介していく。
メルカリでの無在庫転売
メルカリでは無在庫販売をする転売屋が幅をきかせていた時期があった。
無在庫転売とは、商品が手元にないのに商品を出品する行為を指す。
具体的な例で説明すると、例えばメルカリである本が1500円で売れるとする。
実はこの商品はAmazonでは950円で販売されていたとする。
転売屋はこういった複数のプラットフォーム間(楽天、ヤフー、Amazon)で値幅があるものをリサーチし、メルカリに出品する。
手元に在庫はないので売れなくてもリスクはないし、売れれば差額分の利益を受け取ることになる。
一方、購入者の方では商品を購入するとなぜかAmazonから商品が届くという事例が多数報告されていた。
商品が購入できれば問題ないとの見方もあるが、転売屋である売主は責任を負わないしAmazon側の在庫が切れていれば取引のキャンセルが多発する。
これを重く見たAmazonは2016年に無在庫販売をしているユーザーを一斉にアカウント停止処分をくだした。
メルカリのAmazon転売で月▲円稼ぐ!のようなセミナーが横行していた時期があった。
まさか今もこんなことを言っている人はいないと思うが、はっきり言って先はないので止めた方がいい。物販をするなら他にもっと良い方法はある。
メルカリの転売をしている人は圧倒的にセンスがないと言わざるを得ない - フリマアプリの教科書
商品の大量出品
上記の無在庫販売にも関連するが、1アカウントで大量の商品を出品するのもスパムと見なされアカウント停止を食らうリスクが高い。
とは言っても1日に200も300も出品することは個人では絶対にありえないので、通常の運営をしていたら問題ない。
もし、大量に売りたい商品があっても短期間で大量出品するのはおすすめしない。
1日に30~40位に抑えておいた方がいいだろう。(現在はこれよりも判定がシビアになっている可能性もあるので要注意)
また、これと同じように同一商品の大量出品も業者と見なされアカウント停止を受ける可能性は高くなる。
コピー商品、規約・法律に違反する商品の出品
これは「知らずに出品していた」では済まされない問題だ。
いかなる理由があっても、コピー・フェイク商品やメルカリが規約で禁止する商品は出品してはいけない。
出品禁止商品は以下の通りだ。
- 公序良俗、モラルに反するもの
- 18禁、アダルト関連
- 青少年の保護育成上好ましくないもの
- クリーニング済みでない学生服、制服
- 未クリーニングの中古下着
- ブルマ、スクール水着類
- 安全性に問題があるもの
- 危険物(花火や火薬を使用した商品なども含む)
- たばこ
- 開封済み、または到着後1週間以内に賞味(品質保持)期限が切れる食品
- 保健所許可や営業許可のない食品(包装や食品表示がされていないものも含む)
- 医薬品
- 法令に抵触するサプリメント類 (海外並行輸入品を含む)
- カラーコンタクト、コンタクト
- 化粧品、香水等の小分け販売(法律で禁止されているため)
- 許認可のない手作りコスメ、化粧品、石鹸、シャンプー、コンディショナー、乳液など
- 転売目的で得たと判断されるチケット
- 商品券、債券、小切手、クレジットカード、キャッシュカード、宝くじ等の金券類
- 記名式チケット等、購入者が利用できないことが明らかなもの
- 領収書や公的証明書類
- オンラインギフト券(iTunesカード、Amazonギフト券など)
- 物品ではないもの(情報、サービスの提供等)
- 福袋(内包される商品の名称、写真がないもの)
- 生き物、希少動物の部位を用いた商品
- 自動車やオートバイ(所有者の変更登録が直ちにできないおそれがあるもの)
- 二次創作物の出品ガイドラインに違反する商品
- 個人情報
一見すると出品が禁止されているものだと分かるものもあるが、例えば化粧品、香水等の小分け販売(法律で禁止されているため)は僕も知らなかった。
当たり前のように出品されているが、許可されているのではなくたまたま運営に見つかっておらずペナルティを受けてない状態だということを認識しておこう。
赤文字で強調したが、メルカリでAmazonギフトコードやiTunesカードの出品もNGなのでこちらも注意しよう。
ユーザーへの迷惑行為
これもメルカリでアカウント停止を受ける理由の1つだ。
出品者側としては、商品が購入されたけど発送しないことが挙げられる。
これは高い確率でアカウント停止されるので商品が購入されたらすぐに送付することを出品者は心がけよう。
購入者側でも度重なる購入キャンセルを行なっているとアカウント停止をされるケースもあるので注意しよう。
複数アカウントの作成
1人のユーザーがメルカリで複数アカウントを作成するのもメルカリではアカウント停止を受ける理由となる。
というか、複数アカウント作成はペナルティの中でも1番重い無期限アカウント停止を受ける。
画像や商標権の転用
画像の転用もアカウント停止材料となる。
例えば、ある商品Aを出品しようとしたけど公式サイトで掲載されている画像の方が見栄えが良くそちらを使用したとする。
メルカリはフリマアプリなので現状の商品状態をありのままに説明する必要があるし、なによりよそから転載禁止の画像を持ってくるのはペナルティを受ける可能性があるので注意しよう。
アカウント停止の種類
こういった事例からアカウント停止を受けるペナルティには実は2通りある。
1つは時間制のアカウント停止。例えば24時間アカウントが停止されるといったものだ。
この時に出品していた商品は全て削除されるので、アカウントが再開しても再度出品作業をすることになる。
この時に上記で紹介した出品禁止商品に抵触していないか、しっかりチェックしよう。
もう1つはアカウントの無期限停止だ。
残念ながらメルカリでアカウントの無期限停止を受けるとそのアカウントを復活することはできない。
アカウント無期限停止からの再開方法
裏技的なものになるが、万一アカウント無期限停止を受けてしまった場合はアカウント再作成の作業が必要になる。
しかし、この時には以前使っていたアカウントの情報は当然使えない。なぜならブラックリスト入りしているからだ。
- 氏名
- 住所
- 端末
- 登録メールアドレス
- 銀行口座
これらの情報を全て差し替える必要がある。運良く作成できたとしても以前のアカウントと関連する情報が残っていれば、常にアカウント停止をされるリスクを負うことになる。
まとめ
こうしてメルカリのアカウント停止事例を見ると、通常の運用をしている分に関してはアカウント停止を受けることはまずない。通常の運用をしていれば、だ。
アカウント停止を受けてしまえば再開はかなり困難となる。
そうならないために、アカウント停止を受けないようにメルカリを楽しむことが成果を挙げる秘訣となる。